野を駈ける光
虫明亜呂無の本 L'arôme d'Aromu 2
出版社:筑摩書房/発売日:1991年5月15日/単行本:323ページ
第一章 馬への恋情(p7)
野を駈ける光――競馬について(p9)
北へかえる――札幌・函館競馬を見て(p47)
ともかく函館記念(p70)
第二章 トラック往来(p79)
光と色とローカルと(p81)
恋の馬券(p83)
さよなら、福島の夏祭り(p86)
初秋の一日、後日に備える(p88)
雨レース、必勝の眼目(p91)
理想の線、現実の線(p94)
大騎手・野平祐におくる(p97)
華麗な野外劇(p100)
雨の古都に名勝負(p102)
お馬が大事?(p105)
騎乗技術の巧拙(p108)
競馬と人生(p110)
競馬の花「有馬記念」(p114)
熱狂の中山(p116)
馬のリズム感覚(p118)
競馬ブームの実態(p121)
中山千六百(p123)
町ぐるみの競馬熱(p126)
計算どおりのレース(p129)
予想紙は一編の小説(p132)
サラブレッド作りは夢作り(p134)
第三章 馬からちょっと離れますが(p139)
あの女にだけは(p141)
大理石の碑(p155)
納豆とネギのにおい(p173)
ジョギングする女たち(p178)
変身の伝説(p185)
『同棲時代』の魅力(p194)
男と女の恋愛は完全に賭けである(p200)
美しきものへの憧憬(p204)
森の騎士――ベートーヴェンとワーグナーのなかの心象風景(p220)
ヴェルディの『オテロ』(p227)
第四章 対談 競馬論――この絶妙な勝負の美学 VS 寺山修司(p233)
単勝の思想(p235)
幸運を信じる心(p258)
馬の相聞の詩(p278)
英雄はつねに人工的だという思想について(p287)
けだものたちにとって故郷とは何か(p294)
競馬のアニミズム(p306)
騎手、馬上に消ゆ(p314)
編者あとがき
スポーツと生活――玉木正之(p319)
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